フォトジェニックなモロッコ旅行③~映画のロケ地やマラケシュの市場

 すっかり更新が遅れてしまったモロッコ旅行の続編です。サハラ砂漠を後にした私は、バスに揺られてワルザザードの町へ向かいます。途中、モロッコには「カスバ」と呼ばれる、オアシスに築かれた要塞の町がいくつもあり、そんな景色を見ながらの旅行です。ワルザザードの町は、映画の撮影で成り立っている町だとか。映画の撮影所もあり、町自体が広い道路に、美しい建物が整然と並び、今まで見てきた細い路地の旧市街などとは、全く異なる風景です。

 翌日訪れたのが、アイト・ベン・ハッドゥの集落。こちらは世界遺産に登録された赤土も町で、「アラビアのロレンス」など、多くの映画の撮影でも使われたそうです。とても素朴な小さな町で、雨が降ると、赤土で歩くのが大変だそうです。

 私たちがバスで通ったのは標高2000数百メートルの山路。ここは雪が多くて、冬には通れないこともあるそうです。アトラス山脈は長さが2400キロメートル、最高峰は4000メートルの山もあるとか。砂漠のイメージがあるモロッコですが、こんなに高い山があるとはビックリです。私たちは大型バスだったので、大丈夫でしたが、小さな車では曲がりくねった山路は車酔いが大変だそうです。行かれる方は万が一に備えて、酔い止めを!

 そして、山間にある有名なアルガンオイルの店へ。アルガンオイルを作っている若い女性たちは、写真が大好き!

「撮って、撮って!」とカメラ目線で積極的でした!

 そして、いよいよマラケシュの町へ。このマラケシュの旧市街も世界遺産に登録されているそうですが、ここはタイムマシーンで時代を遡り、一昔前のアラビアの町に迷い込んだような気がします。マラケシュのジャマエルフナ広場には大道芸人が集まり、ヘビ使いもいます。馬車が走り、夜は広場に屋台などの店が出て大賑わいです。毎日がお祭りのようで、モロッコで最も賑わいを感じた町です。上手く雰囲気をお伝えできるでしょうか。

 楽しかったモロッコ旅行。たくさんの写真を撮りましたが、どの場面も風景も、とてもフォトジェニックで印象的でした。帰りはカサブランカ経由ドーハでトランジット。日本への帰路は長かったですが、とても充実した8日間の旅でした。

(写真は全て前尾津也子の撮影です。)    

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コメント: 2
  • #1

    原田由美 (日曜日, 06 5月 2018 08:21)

    本当に、前尾さんが撮る写真は素晴らしいです。風景、植物などFBに投稿している写真全部超いいね‼️です。近頃はFBは見るだけにしています。
    モロッコの写真はブルーがなんとも言えないですね。私はカラーコーディネートにこだわるのですが、茶色とブルーがこんなにいい雰囲気を出すのを初めて知りました。これからは洋服などのコーディネートにも取り入れようかなと。
    これからも楽しみにしています。

  • #2

    前尾津也子 (日曜日, 06 5月 2018 10:04)

    原田由美様、コメントありがとうございます。とても嬉しいです!ブルーと茶色の組み合わせは、個人的にとても好きです。是非、ファッションにも取り入れてみてください。
    モロッコは、今までに触れたことのない文化に接することができ、見るもの全てが新鮮でした。